だいぶ前に書いてた走り書き。
くちをふさいではしりだす。
言わない言わない、言えない?
だって僕には資格がないんだ、綺麗な言葉なんて吐けないよ。
にごってよどんだ言葉しか、ぶつけることができないよ。
みみをふさいでうずくまる。
聞かない聞かない、聞こえない?
だってあたしには資格がないのよ、優しい言葉を受け取れない。
ありもしない裏側を、掬い取ることしか出来なくて。
逃げ続ける少年と、少女。
世界から、他人から、そうして自分自身から。
逃げられないことも分かりきって、それでも逃げて、逃げて、逃げて。
いつか、やがて、その十字路の向こう側。
彼は彼女に、彼女は彼に。
――巡り逢う、日が。
そう、これは彼らの物語。
(嘘つき少年と自虐少女。)
続きません(どーん)
まぁ、いつか書けたらいいね、くらいの物語です。
わたしの描くお話は、基本的にゆるゆるっとした柔らかい物語が多いので。
たまにね、なんかもういっそ痛々しいくらいのお話も書いてみたくなるのです。
ヒリヒリする感じの。
でもタイプが違いすぎてなかなか上手いこと書けんのです。
PR