※彼と彼女。
なんだか残念な神様の愛し子たち。
「…知ってる?サラマンダーって食べられるんだって」
「………サンショウウオのこと?」
「あ、正解。さすが」
「だって精霊の方のサラマンダーなんて食べられたもんじゃないし…炎を纏ったトカゲなんて食べたくないよ」
「そうだねぇ…食べるにはちょっと勇気がいるね」
「勇気の問題なの?…サンショウウオの英名だよね、サラマンダーって」
「そうそう。そっちのサラマンダーって食べられるんだってさ」
「わぁ微妙…じゃなくて、個人的にはサンショウウオサラマンダーと精霊サラマンダーをいっしょくたにして考えるのはやめてほしいって言うか…いや、そっから来てるんだけどさ」
「まぁサラマンダーもシルフィードも、居るような居ないような存在だしね。ごっちゃにされても仕方ないんだけど」
「まぁねぇ…あ、ちなみに日本でいうサンショウウオと外国のサラマンダーは仲間じゃないことが多いです」
「そうなの!?」
「サラマンダーに対応する良い日本語がなかったから、『もうめんどいし一緒で良いか!』ってなったみたいだよ」
「そんなアバウトな…!そんな分類で複雑じゃないんですかサラマンダーの愛し子さん」
「いや別に。そして僕のサラマンダーとサンショウウオは別物だってば」
「知ってる(くすくす)。…で、そのサラマンダーって食べられるんですよ」
「…食べたいの?」
「まさか」
「だよね。僕もいやだ」
「共食いになるから?」
「別に僕がサラマンダーなわけじゃないしっていうか今までの会話聞いてた!?」
(以下ぐだぐだと同じようなノリで会話が続くので、割愛)
すっごいくだらない彼と彼女が書きたかった。
ちなみにサラマンダー(サンショウウオ)は食べられるらしいです。
美味しいのかは不明。
とりあえずいろいろ残念だよね!っていう話でした←
ちなみに彼女は分かってて会話をずらしてます。
律義につっこむ彼は偉いと思う(笑)
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