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※カレとカノジョ。
シリーズ最後はカレのお話。
俺の好きな人。
大人と子供が幾重にも折り重なるようにして存在する、不思議な人。
見た目はまだまだあどけなく、少女と言っても良いくらい。
そのくせ世界の見方は酷く達観している。
可愛くないことばかり言う、とてもとても可愛い女の子。
俺の好きな人。
子供扱いをすると怒って拗ねて、それが可愛いからやめられない。
まだたったの19歳、子供の顔をしていたっていいのに。
必死で「大人」の俺の背を追う、不器用な後輩。
俺の、好きな人。
何に対してもさしたる興味を抱こうと思わなかった俺が、気になって仕方のない人。
彼女が何を見て何を思うのか、俺は知りたくて仕方無い。
意外に子供っぽいんですね、そう言ってあの子は笑うけど。
俺ばっかりがそわそわしているなんて、ずるくない?
だから君の、その丁寧に作り込まれた仮面を壊してやりたいと思うのは、意地が悪いのかな。
もちろん澄まし顔だって、上品に微笑む顔だって好きだけど。
たまには本気で怒って泣いて、そうして笑う君が見たい。
「…ねぇ、俺の前で泣いてみる気ない?」
「目薬使っても良いですか?」
可愛くないなぁ、と呟いて。
だけど眼差しには砂糖をキロ単位で放り込んで。
そしたら君は赤くなるから。
意地が悪いと言われるのも、君にだったら悪くない。
(可愛い俺の女の子)
予想外にカレが一番甘くなりました、気持ち悪いです祈月ですこんばんは。
うっわぁ…うっわぁ(引)
カレが甘いとかだいぶ怖い、気がする。
カノジョは一体、こいつのどこに惚れたんでしょう(えー)
でも「可愛くない」って言いながら内心ではものすっごく可愛い、とか思ってそう。
素直じゃないですね全く。
そして何気なくカレを書きましたが、実は今日は彼の誕生日でした。
っていうか、蓮の。
忘れてたよ…なにも用意してねぇ。
気が向いたら何か書きます。
そう言って何もできない気がする。