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※彼と彼女。
若干彼が病んでるのかもしれない。
僕の好きな人。
よく笑ってよく怒ってよく泣いて。
くるくる表情を変える人。
そうして僕の表情すら、容易く変えては微笑む人。
僕の好きな人。
見た目は人形みたい。
手足は細く身体は薄く、肌は白く血の色を宿さないまま。
長い黒髪は真っ直ぐで、顔立ちは人間味を失うくらいに綺麗。
まさに神様の最高傑作だ。
僕の好きな人。
翡翠の目をした、破壊者。
本当は君が望みさえすれば、この世界はたちまち壊れてしまうのだけど。
けれどその世界を愛してわらう、君は本当に優しい人。
世界はこれだけ君を傷つけ、虐げてきたというのに。
捨てておしまいよ、と心の中だけで呟く。
良いんだよ、君にはそれをする権利がある。
神様に愛された子供たち、けれど世界は君を異端だと詰った。
そんな世界、君の、その手で。
「(…言わないけれど、ね)」
だって、君がそれを望まないのだから。
ならば僕はそれに従おうと、呼吸するより容易く決めた。
僕のすきなひと。
僕が一生を捧げたって構わないと思える、唯一の人。
いつか君が世界に絶望したときは、僕が世界を終わらせよう。
君ほどの強大な力はないけれど、君ひとりを連れていくことくらいできる。
君のその華奢な手足も、人形じみた顔も。
一瞬で焼きつくしてあげよう。
だから、どうか安心して?
世界中でたったひとり、僕が愛してやまない人よ。
(朽ちるときはどうか共に)
…うん。
正直に言います、予定してた出来と違う…!!
ほんとは「僕の好きな人」って繰り返して、もっとこう可愛く自分の恋人のことを話すつもりだったんですよ…!
なんでだろう。
なんでこんなに病んでるんだろう。
やっぱり彼をトップバッターにしたのが間違いですかそうですか。
大人しく彼女とか、カノジョとかにすれば良かったね。
残念だ。
もしかしたら続くかもしれません。
続いたら笑ってやってください。