※仮想世界。
椎さんが素敵なイラストを描いてくれたので便乗!
舞台裏での彼らです。
「見てみてー、なんかねぇ今度みんな赤い小物持って写真撮るんだってー」
「赤い小物?あ、しかも指定ありなんだ」
「俺なんだろうなー…あ、ポケットチーフになってる。赤なんて持ってたかな…」
「えー、優さんなら持ってると思ってた」
「風姫ちゃん、俺のこと一体どんな目で見てるの」
「え、赤のポケットチーフ普通に持ってそうな人?」
「…(イタリア男とでも思われてるんだろうか)」
「え、風姫、俺何になってる?」
「青くんは…あ、これすっごい大変かも。赤いサスペンダーだってよ」
「………んなもん何処で売ってるっていうんだ…!!」
「あははっ頑張って★」
「★に誠意が感じられねぇよ!つぅかお前はなんなの」
「あたしはねー、髪に赤いリボン!」
「うっわずりぃ…!どうせお前持ってるだろ!」
「ふふー、良いでしょー(けらけらっ)」
「私は何かしらねー」
「桃花さんは…あ、赤いコサージュですって」
「あら、じゃあこの間お友達の結婚式に使ったやつで良いわね。楚夜ちゃんは何だった?」
「私は…薔薇、です」
「薔薇?なら私が用意してあげるわ。なんたって本職ですもの!」
「…ありがとうございます(にこー)」
「いいえ、どういたしまして(にこー)」
「ひーちゃんひーちゃーん。俺は?俺何?」
「えー、と…藍さんは眼鏡ですって」
「うっそすっごいつまんねぇ…!!何それもっと奇抜なものじゃないの!?」
「わたしに言われましても。…むしろ羨ましいですよ用意しやすくて…」
「(ひょいっ)お嬢は何だったんだ」
「わたし…服のリボンですよ…?しかも赤ってどこで用意すれば…!」
「あー…ご愁傷、さま?」
「あんまり嬉しくない慰めです蒼さん…」
「蒼兄さんは何だったの?」
「俺は…ネクタイ。でも真っ赤なネクタイってどこで売ってるんだ?」
「あー…いっそドンキとかじゃね?真っ赤なら」
「真っ赤ってギャグですよねすでに」
「ギャグだよねー(あはは)」
「…ギャグギャグ言うな哀しくなってくる」
「ありさあくーん!何だった!?」
「うん、晃僕の名前は『ありさわ』であって決して『ありさあ』じゃないからね。それに蓮で良いって言ってるでしょ」
「えへー、ごめんごめん。で、蓮君の小物は?」
「えー…別に僕面白いもんじゃないし…(目逸らし)晃こそなんだったの」
「僕はねー、赤のマニキュア!これ男が買いに行くってどうなんだろうね!」
「(…風姫持ってた気がするなぁ…言わないけど)うん、まぁ頑張って買ってきなよ。大丈夫だって今そんな珍しくないでしょ男がマニキュアしたって(にこっ)」
「えぇえそういうこと言う…!?結局蓮君はなんなのさー」
「…目、」
「芽?」
「違くて。…ほら、僕眼の色変わるじゃん、赤に」
「あー………(残念そうな顔)」
「別に良いんだけどね、なんか複雑っていうか…!」
「えっと…どんまい?」
「別に気にしてないから、うん気にしてないってば」
「(気にしてるんだな…)」
「ちょっと、そんな目で見ないでくれる?怒るよ」
(黒白に艶やかな色を添えて!)
そんな訳で舞台裏。
これだけじゃ何がなんだか分からないと思うので、やっぱり椎さんのとこに行ってみるべきだと思うよ!(笑)
蓮が可哀想な子です。
うん、楽しかった!(すごく満足げ)
なんかこう、普段しれっと澄ましてる奴がちょっと狼狽したり照れたりすると萌えるって言うか。
わたしだけですかそうですか。
楽しかったです、すごく。
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