ミクシより抜粋、ちょっと改編。
ちなみに自作お題も消化です。
今回はちょっとギャグ風味なカレとカノジョのお話。
カノジョがカレの友達に会ったそうですよ。
「…っていうか、さっきの誰?(にこり)」
「酷いですね先輩、可愛い恋人をお忘れですか?(にっこり)」
「んーとね、俺のカワイイ恋人はもっと口悪いし計算高いし、もっと言えばあんなに御淑やかでも可憐でもなかった気がするけど?」
「…うふふ先輩ちょっと表に出ましょうか?その口利けなくして差し上げます」
「あーほら、これだよ。やっぱり俺の恋人はこうでなきゃ」
「え、すっごい微妙…先輩ってマゾでしたっけ?」
「んー、君になら悪くないとは常々思ってるけど」
「えぇえ恋人の知られざる性癖が明らかに…?こんなトコで知りたくなかったよチクショウ神様って残酷だわ」
「あはは君の容姿に対してその性格なのも神様のイタズラだよねぇ」
「あらそれどういう意味ですか?返答によってはどうにかしますよ」
「いや?見た目はさながら深窓の令嬢ってくらいに可愛らしいのに、なーんでこんなに性格歪んでるのかな、って」
「ふふふその台詞そのまま返しましょうか?見た目はこんなに好青年なのにどうしてこんなにお腹が真っ黒なのかしら?」
「…つーか何なんですか、さっきから。もしかして喧嘩売ってます?名誉を守った可愛い彼女に対して酷くないですかー先輩?」
「違うってば、ほらなんて言うの、優越感?」
「………あ゛?」
「わぁ今の声はアウトだよっ」
「いやだって…え、何を以てして?どこに優越感を覚える要素が?だってわたし自分で言うのもなんですけど性格悪いですよ?」
「うん、知ってる」
「…否定してくれても」
「あはは。…ほら、他人には愛想がよくて御淑やかで、大人しい恋人がさ?自分にだけは強気で素を見せるのって萌えない?」
「…先輩」
「うん?」
「趣味悪いです(きぱっ)」
「えぇ酷くない!?」
「こんなに可愛くない女恋人にして喜んでるのは先輩くらいですよっ」
「嬉しいくせに。…もー、素直じゃないなぁ俺の恋人は(によによ)」
「…煩いですよ、踏みますよ?(きしゃー!)」
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